生活科は、昭和44年に設置され、35年間で2,042人の卒業生を輩出してきました。

設置当初は女性農業従事者を育成し、農家の生活向上に貢献してきましたが、近年は、農業・家庭科・福祉をバランスよく修めて地域で働く女性の育成を目指しました。都市化、男女平等などによりその使命を終えたとして、平成13年度に募集が停止されました。 
平成16年2月27日、体育館において閉科式が挙行されました。
式には、全校生徒、生活科に勤めた教員ら約900人が出席しました。                                                        生活科代表の生徒は、「生産から加工、消費まで生きるのに必要な全てのことを学ぶことができる学科だった」と挨拶をしました。

その後、手話コーラスで「世界に一つだけの花」「旅立ちの日に」を歌い、式を終了しました。
閉科式