寄 稿

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■コガネパン株式会社
 
 創業以来一貫してパンの製造・販売に従事し、県下最大・最新の製パン工場を稼働させているコガネパン株式会社で研修する機会を得ましたので、ここで働く卒業生の働きぶりをレポートします。
 まずは、生菓子や調理パンの製造の係長の日比野朗幸(平6農化卒)さん。細々した作業を全て掌握し11名の作業員を立派に統括してみえました。
 次に、入社後に製パンの専門学校を卒業し専門的技術を習得し、製パンの要ともいうべき 仕込みの主任を任されている非常にセンスの良い人材だと評判でした。
 他に、配属はバラエティの配属の平井徳宏さん(平13食品卒写真左)田宮一晃さん(平16食品卒)も、こつこつと作業に打ち込んでいました。
 女性では恒川佳子さん(平6畜産卒)が成型の配属で、他に脇若一代さん(平11園芸卒)が配属。
 焼成及びバラエティという配属で横山耕一さん(平2畜卒)永井裕一さん(平15生工卒)更に、H18年に入社したのは岩田一輝さん(平18食品 コガネパンの岐阜農林高校同窓生の集合写真(H19年7月撮影)
卒)、H19年は若曽根諒さん。いつも先輩の方々に可愛がってもらっていると話してくれました。
 コガネパン株式会社は、幼稚園・保育園から小中学校の給及び高等学校・大学でのパン販売や官公署・会社・病院への納入が中心の企業で、本校の購買部で販売されているのもコガネパンです。皆さんも在学中はお世話になったと思いますが、個人的には食パンにマーガリンと砂糖をまぶしてあったパンが好きで、良く注文をしていました。
 現在、従業員は91名で、その内11名の卒業生が従事しており、卒業生はパンの製造業務の担い手として欠かせない存在です。これからも地元の堅実な企業として発展されるとともに、卒業生の頑張りに期待したいと思います。
(文責 山田伸)

日比野朗幸さん(平6農化卒)

中村光宏さん(平9農化卒)

平井・田宮さん(H13・H16卒)

脇若一代さん(平11園芸卒)
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■(有)岐大花だん
〜直接販売の展開〜
取締役社長 所 明 (昭和59年畜産科卒)

 揖斐郡大野町において、花だんの苗もの生産と販売をおこなう(有)岐大花だんを経営するのは、所明氏(40才)で、昭和59年の第14回の畜産科の卒業生です。現在の経営規模は連棟ビニールハウス600坪、単棟ビニールハウス200坪、アクリルハウス700坪、露地400坪の合計2000坪で花だん苗を生産し、年商1億3千万の売り上げがあります。販売先は大手ホームセンターへの直売が70パーセントを占め、残りの30パーセントは、3年ほど前から始めた、インターネットによる個人消費者への直売で占めています。ネット通売は楽天への出店で、単品苗と寄せ植えアレンジもののオークションで急速に業績を上げ、今後も増加する見通しです。
 畜産科の卒業で花だん苗の生産販売というのも以外な気がしますが、卒業後は岐阜県農業大学校で畜産を学び、父親の経営する母豚60頭規模の養豚場をそのまま継いだのですが、近隣に住宅化が迫るなどの畜産業への逆風や、農産物だけが自分の製品の売価を決められないことに疑問を感じて、28歳の時に愛知県の直接取引をする園芸家に弟子入りし29歳で起業。その後32歳で(有)岐大花だんを設立し、その後はガーデニングブームがあったことなどで規模拡大し現在に至っています。その成功の要因は氏の本流を通らない経営感覚、それは既成の農産物流通ではなく直接取引の開拓、あるいは農業をしながら農業に固執せず商業としての花だん苗生産であり。大規模な経営でありながら営業成績第一主義ではなく、現在の従業員17名がやりがい、生き甲斐を感じられる会社にすることを目標としいます。具体的にはネット販売などで従業員の作品がオークションで評価を受けたり、消費者との対話が出来たりするという方法での物作りの達成感を持てるようにすることだといいます。今後は独自のWEBサイトを立ち上げ、花の情報と交流を中心としたものを計画しているそうです。これからも所氏の岐大花だんの新たな展開に期待するとともに、同窓生として応援したいと思います。 (文責 福井強志)


所 取締役社長
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■高木ガーデン
 岐阜市内に2ヶ所にある温室で、観葉植物のスパティフィラムを栽培。生産技術や経営者に優れた花きの生産者を表彰する「第十五回花の国づくり共励会 花き技術・経営コンクール」(日本花普及センター主催)で会長賞を受賞した。
 スパティフィラムを始めたのは、平成四年。本校農業科を卒業し、シクラメンから植木リース業を手がけてきたが、スパティフィラムの白い清らかな姿に引かれ、五十歳を前に「これだ」と一発発起したとのこと。平成十二年には、農業生産法人として法人化、現在では、十万鉢近くを出荷しており、県内の約半分を占めている。
 コンクールでは、生産技術だけでなく、合理的、安定的な経営力も審査となった。又、この受賞の陰に、本校の卒業生も活躍し、オリジナル品種を作りたいと高木由美さん(平成十一生工卒)が、岐阜県農業試験場にて研修をするなど精力的に行っている。又、今枝瑠依子さん(平成十三生卒)は、本校で学んだ栽培技術を元に頑張っているとのこと。経営者として本校に求人をして頂いた高木兼雄さんも、「本校の卒業生は働き者で、とても助かっている」と喜んでいた。この他に、もう一人卒業生が働いているが、瀬古綾さん(旧姓高木・平成十三園卒)は、「これまで「農業」というと福利厚生が遅れがちだけれども、一般の企業と同じ産休をいただけてとても嬉しい」と喜んでいる。
農業を取り巻く情勢は決して明るくはないが、この受賞をきっかけに更なる発展を目指して頑張っている様子が印象的だった。
 スパティフィラムはサトイモ科の常緑多年草の一種で、熱帯性アメリカが原産。白い花は大変清楚で甘い香りがする。

1列右 高木兼雄さんS37農卒 
2列右 今枝瑠依子さんH13生卒
3列中 高木由美さんH11生工卒


スパティフィラム
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■明治製菓(株)岐阜工場
 
 明治製菓(株)岐阜工場は、従業員が百八十九名働いています。その内、二十七名が本校の卒業生です。
私は、産業教育実地研修の研修先として明治製菓(株)岐阜工場のお世話になり、その縁で二十七名卒業生を取材することができたので、報告したいと思います。

 明治製菓(株)岐阜工場は昭和四六年に岐阜県本巣郡北方町にでき、当初はペニシリンの生産のみを行っていました。現在では、この抗生物質以外にも、酵素やビタミン他を生産しており、薬品の原末メーカーのトップの一つとして知られています。
 卒業生は、現在の食品科学科の前身である農芸化学科の卒業生が多く在籍しています。技術室の安藤博さんによると、以前は「岐農会」という岐阜農林高校の卒業生の集まりがあり、年に三.四回程度、歓迎会やバーベキューなどの行事を行っていたとのこと。現在は、在籍している人数は多いけれど、年代の差も離れてきたことから、定年退職者の送別会程度になってしまったとのことでした。

 安藤さんは、昭和四十六年の設立当初から在籍しており、途中三年間の小田原工場(単身赴任)を経て現在に至っています。若い頃にはバレーをやっていたとのことですが、この工場は人数も多く、卓球、サッカー、野球などのスポーツ部もあり、福利厚生にも力を入れています。私も、林事務部長さんから誘われ、昼休みに卓球をしましたが、多くの社員の方々が卓球を楽しんでいます。又、トリムという独自の組織を作り、ダーツ大会、卓球大会などのリクリエーションも開催されています。
 卒業生の多くいる職場は品質管理部で二十九名の内七名がいます。近年では平成十六年と十四年の食品科学科の卒業生もである吉川祐さんや服部悟子さんが分析作業で頑張っています。

 今、このように二百名近くの会社で一割以上の卒業生が活躍している企業は数少ないです。
これまで、就職難で大企業からの求人手控えなどの影響もあり、若い世代での大企業へ進んでいる卒業生も少なくなりつつありますが、本校の地元である企業として頑張って欲しいと思いました。
 次に、本校の生徒と明治製菓(株)との交流を、この産業教育の研修の中で実施したので紹介します。平成十八年二月九日に、本校生物工学科二年生の二十名が、製造部技術室の小林浩詠氏の指導で 「遺伝子解析による微生物の同定」を行いました。この取り組みは、平成十八年二月二十二日にも、ここ製造部技術室にて本校食品科学科二年生二名の生徒を引率し、指導をして頂きました。

 近年遺伝子に関する実験が大学で多く取り入れられているが、高校では、「遺伝子組み換え実験」は取り入れられているものの、遺伝子解析実験は取り入れられた例は数少ない。初めての体験で、とまどいも多かった生徒達であるが、電気泳動の結果、染色されたDNAを観察し、歓声を上げていました。
 今後も、明治製菓(株)岐阜工場と本校の生徒との交流は継続事業として是非、依頼していきたいと考えています。
技術室 安藤 博さん
 
林 儀一事務部長さん
 
製造部発酵室1G
  
製造部発酵室2G
 
品質管理部
 
製造部合成室
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